鈴木洋子さん(当時、門脇小学校校長)

震災当時の避難の様子を実際の避難行動に沿ってお伝えします。門脇小学校が取り組んできた防災教育についてもお話しします。震災を経験して浮かび上がってきた課題や今後の防災教育の在り方についてもお聴きいただきたいと思います。

希望の開催場所

①門脇小学校内、校庭
②避難ルートと辿る

所用時間

①30~60分間
②70~80分間

料金

①6,000円
②7,000円

佐藤裕一郎さん(当時、門脇小学校教頭)

2011年3月11日午後2時46分巨大地震発生。強くそして長く続く揺れの中、校舎は激しく軋み、子どもたちの悲鳴が校舎に響き渡る。その後、雪降りしきる中、校庭へ避難。余震が続き、誰もが不安に思う中、「津波警報」のサイレンが鳴り響く。高台への避難開始。
 教頭他数名の職員は、来校する保護者への連絡要員として門脇小に残る。保護者・避難住民等への対応中の午後3時40分頃、津波襲来。間一髪校舎内へ避難。ほっとする間もなく、校舎付近から大きな爆発音が次々と。そして、火の手が…。

希望の開催場所

門脇小学校内
日和山へ通じる門脇小学校西側階段付近

所用時間

45分~60分

料金

6,000円

佐藤美香さん(日和幼稚園遺族有志の会)

当時6才の娘が幼稚園管理下で亡くなりました。大津波警報、避難を促すメッセージが防災無線から流れる中で、日和山にあった日和幼稚園の園児たちは、乗るはずのなかった送迎用の幼稚園バスに乗せられ、海に近い平地に向かいました。その途中、津波と火災に巻き込まれて亡くなってしまったのです。
安全であるはずの幼稚園があった高台から、なぜ沿岸部にバスは向かったのか、なぜ助かるはずの命が失われたのか。こうした悲劇を繰り返さないために、あの日起きた出来事を話しています。

希望の開催場所

①門脇小学校内、校庭
②南浜・門脇周辺の歩き語り部

所用時間

①40分間
②90分間

料金

その都度相談
こちらから直接お申込みも可能です。
日和幼稚園遺族有志の会ウェブサイト(https://www.311hiyori.com/)

草島真人さん(当時、南浜町居住)

当時、私は眼前に海が広がる石巻市南浜町に住んでいました。地震発生直後、市内の勤務先から車で自宅に戻り、一旦、門脇小学校に避難しました。再び車で自宅に戻る途中、津波が迫ってきましたが、間一髪で逃げ切りました。
①震災前に準備していた事と実際に行った事
②避難所での生活
③大震災を体験したことによる人生の変化について
普段の語り部では、上記3つをお話しています。

希望の開催場所

①門脇小学校内、校庭
②石巻南浜復興祈念公園内

所用時間

20分~120分

料金

5,000円~6,000円

三浦浩さん(当時、渡波中学校教頭)

震災当日は石巻市東部の海から150mしか離れていない渡波(わたのは)中学校の教頭でした。当日は卒業式で生徒はほとんどいなかったのですが、近隣の住民が100名ほど避難してきました。津波により学校は校舎2階まで浸水しましたが、幸い全員が校舎3階に避難し誰も命を落とすことはありませんでした。その後、学校は避難所となり、その運営や生徒の安否確認、学校再開に向けて奔走しました。

語り部では次のことをお話しします。
①私と3.11のその後(教員として)
 ・震災前のこと
 ・3.11のできごと
 ・被災後のこと(避難所運営、安否確認、学校再開の準備)
 ・学校再開までの歩み
②震災の経験から思ったこと
③私が今やっていること

希望の開催場所

①震災遺構門脇小学校 多目的学習室
②旧渡波中学校 跡地付近

所用時間

①30~60分(震災遺構門脇小学校 多目的学習室)
②移動時間30分(往復)+語り部30分(旧渡波中学校 跡地付近)

料金

6,000~7,000円(人数や時間、内容によって異なります)